田舎の墓所を私の代に泉墓苑に移すことを決め、最初に考えたことは田舎の墓石は単純な昔からのもの、お墓参りして何も感じるところがない。
妻と二人で作る墓石は私達二人がどんな風に暮らしていたか?が解るものにしようという思いで墓石店回りを開始した。しかしパッケージ化されたものの紹介が主、そんな中でストーリーインストーンさんは違っていた。
妻は薔薇を愛し庭一杯に、そして人後に落ちないステンドグラス制作者、私はゴルフ趣味、これを表現したい……という私達の思いを叶えてもらった。
随所に薔薇を深堀し、足元にステンドイメージの格子模様を入れ、入口両側にゴルフボールを思い起こす大きな丸玉の提案でした。この間、丁寧に色々の薔薇の形、字体、全体イメージなど数種類を素早くペーパーにしてもらいました。さらに墓石店を回るうちに色は栗色、一部石の素材を表に出すという注文をしたところ、他店にはなかった、栗色の墓石があった。これも石材の種類を多く持っていることでできたのかも。
思いがかなった墓所ができ、お蔭様で毎月のお墓参りがハイキングとは言いませんが、心弾む思いで出かけられるようになりました。甥子たちが私達もここに、なんて冗談がでています……笑